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- November
(詞・曲:邦仁&斉弥) - 時間のメロディー
(詞:金子大輔 曲:邦仁&斉弥) - 茜
(詞・曲:邦仁&斉弥) - みのり
(詞:金子大輔 曲:邦仁&斉弥) - Sunny Road
(詞:哲也、邦仁&斉弥 曲:邦仁&斉弥) - アコースティック・ギター
(うた:トリコ) - ほたる
(詞・曲:邦仁&斉弥) - メール
(詞・曲 金子哲也) - 憧憬
(詞:金子大輔 曲:邦仁&斉弥) - 満月の見えた朝
(詞:金子大輔 曲:邦仁&斉弥) - 枯れない花
(詞・曲:邦仁&斉弥)
November
(詞・曲:邦仁&斉弥)
落ち着く部屋の片隅で
オレンジの風に心ゆれて
何気ないため息に確かに気づく
その度に望みかけながら
11月に雪が降れば 今年の終わる頃には
夏につけた足跡が少しづつ溶けてゆく
見渡せば乾いた風とカシス景色(いろ)
見上げれば鳥が空を渡ってゆく
香りはめくるめく変わる
願いがかなうように足早に近づき続けて
11月に星が降れば まだ届かなかった場所へ
あの日つけた小さなつぼみがすこしづつ開いてく
そして輝きだすさ
LA LA LA ・・・・・
「花は咲くのだろう」
11月に雪が降れば 今年の終わる頃には
夏につけた足跡が少しづつ溶けてゆく
瞬きする間に
季節は変わっていく
時間(とき)のメロディー
(詞:金子大輔 曲:邦仁&斉弥)
重い荷物にぎりしめて 赤くまぶたはらした
君のからだ抱き寄せる
マシュマロの海が遠くに見える
2人でたたずむ 遅い夕日背にうけて
まばたきしてても明日はもうすぐ目の前
時間(とき)の流れに咲き誇る花は
手のひらの中で
それじゃぼくはここを去るよ
バイバイ、さよならって言って
揺れる雲のメロディーに手を振るよ
君はほほえみながら
さみしいときでも 空のちょうどあのあたり
いつでもどこでもそこが待ち合わせ場所
やぶった紙切れ急ぎ手渡す
「大好き」を添えて
それじゃぼくはここを去るよ
バイバイ、さよならって言って
揺れる雲のメロディーに手を振るよ
ぼくもほほえみながら
茜
(詞・曲:邦仁&斉弥)
忘れえず時は経って 振り返ってはみても
つかの間に移ろっていく 風に吹かれ揺れている
いくつかのかなわぬ想い それなりに現在(いま)はあった
そして失う意味携えた
契り合った過去(ひび)は遠く はかなさに立ち止まる
鮮やかに ひるがえる空 くり返すことを知った
流れに身を委ねてた ささやかな希望(ひかり)さした
やがてどこかにつながるだろう
胸にかかえてる曇った世界で
空見上げてかすかに願い見つめた
ゆくえ探して思い描いた場所へ
まわり続ける毎日(ひび)にそっと ほのかな明かりを灯す
忘れえず時は経って 振り返ってはみても
流れてく風に乗せて あふれる音楽(おと)を奏でた
おだやかな日差しの中 街翳(まちかげ)はざわついて
白く染まりゆく空高く 彼方へ未来(ゆめ)焦がれた
胸にかかえてる色づく世界で
おぼろ気に浮かぶ情景(けしき) 確かに見つめた
ゆくえ抱いて めぐる季節を見据え
埋もれそうな記憶 そっとやわらかに包み込む
胸にかかえてる 曇った世界で
空見上げて かすかに願い見つめた
ゆくえ探して 思い描いた場所へ
ありふれている毎日(ひび)に
そっとほのかな明かりを灯す
影と光に彩られた 空を見上げた
みのり
(詞:金子大輔 曲:邦仁&斉弥)
あの頃過ごした自分たちの日々
楽しき時代をひとりごちる
たばこの煙に浮かびあがり消える
真夏の青い空
けだるい魔物にとりつかれている
いわゆる現実(くらし) それは日常
部屋に帰ればテレビ観て寝る
それだけの繰り返し
氷が溶けていくように
甘い涙こぼして
ふわり浮いてた影を今
やわらかく包みたい
後ろを向いていたほうが
いっぱいつかむことができそうさ
今来た道に咲いていた
雨がやむ前にかがやく花
時が流れて
初めて心にみえてくる
魔物でかくれてた世界
それなりで それがいい
後ろを向いたその後で
さぁ、前見て横見て歩き出そう
あの頃咲いたかがやきは
雨がやむ頃に実を結んでた
深くて渋い雨あがりに
季節は秋に変わっていた
Sunny Road
(詞:哲也、邦仁&斉弥 曲:邦仁&斉弥)
いつからとかいつまでだとか そんなの別によくて
今行けるだけ行っとくってこと
つまりは明日もそう
まだまだ何かあるってことに 気づき始めたなら
その先の見えぬものに ほら、あせるもんだろうね
長く続く登り坂を 道草しながら僕ら
はるか向こう側に 目指す夢の破片(かけら)に思いをはせて
はねるなら とぶのなら Here’s Sunny Road
そうここしかない
晴れたなら Oh, It’s not so late
わかるでしょう そう行くしかない
めぐり合いがどこかにあると 信じれるからそう
これまでもこれからも 強く行けるもんだろうね
偶然何かに当たるとき 我を忘れるとき
遙か向こう側の光 また始めるさ また見つかるさ
はねるなら とぶのなら Here’s Sunny Road
そうここしかない
晴れたなら Oh, It’s not so late
わかるでしょう そう今だけ
遠回りしてきて今思い描くよ
未だ見ぬ場所へと続く道
アコースティック・ギター
(うた:トリコ)
今僕の目の前で
天使が寝てる
道で歌っているときに
空から降りてきたのを
つかまえたんだ
Thank you my Acoustic Guitar!
ほたる
(詞・曲:邦仁&斉弥)
「ほうらあそこに小さな黄緑のランプが」
夏の風とにおいに誘われて
無数の星のように葉に舞う
ああ、ここにいたのか
ああ、そこまで来てたのか
「ほうら」清らかな水を探し回りながら
ぼくが行く道教えてくれてるの
街の灯(あかり)のように夜を照らしながら
ああ、ここにいたのか
ああ、そこまで来てたのか
手のひらの中にほたるを
そっと包み込んでみる
こぼれる灯にほほよせて
ぼくは涙流してた
もう少しこうさせておいて
だから優しく優しく
飛び去ったら手のひらの感触(あと)をぎゅっと握りしめ
「いつかまた」って歩き出すのさ
メール
(詞・曲 金子哲也)
出逢った時に 一目惚れした僕がいて
よく目があったけど そらすほうはいつも僕だった
君の電話番号を聞いて
すぐにでも会いたかったんだ
何度も電話したけど つながらない
今君はどこにいるの
あー忘れたいな
君のことずっと考えてしまうからさ
どうしていいのかわからなくて
このままほっておけなくて
ただ君からの電話を 待つしかなくてね
日曜日のデートは 太陽が眩しかった
このままずっと一緒にいたいと思うのは僕のほう
今度はいつ会えるかって 聞いたのに
返事が来ないみたい
あーわからないな 君は僕をどう思ってるのかって
何がいけなかったのって
考えてもわからなくて
ただ僕は自分自身を磨くしかなくてね
憧憬
(詞:金子大輔 曲:邦仁&斉弥)
目を閉じてほら 波のすき間から聞こえる
君を語る言霊 光のかけら
眠たいまぶたに 子どものような態度
背伸びをすると僕の背中 こえてゆく
広い空に浮かぶその島は幻
窓を開けた僕の目の前にいた
言葉のない世界 ただ見つめあうだけ
遠く長い道を渡ってみたくなる日に
新しい君と出会えるかな?
天翔(あまがけ)るイルカで迎えに行くから待ってて
萌黄(もえぎ)の水しぶき 踊るほとりで
甘えてるようなそんな 君の声聞こえる
誰もいないホールに やさしく響く
冷たい雲から届いた帽子かぶり
ほほえみだけを僕に残し 消えてゆく
深い海を照らすその星のまばたき
不思議そうな顔で 僕を見ていた
静かに灯がともる ただからみあうだけ
星の契り交わす人よ
夢に吸い込まれてゆく
この雪どけ道を歩いてみたくなる日に
新しい君と出会えるかな?
天翔るイルカで迎えに行くから待ってて
萌黄の水しぶき 踊るほとりで
満月の見えた朝
(詞:金子大輔 曲:邦仁&斉弥)
いつも通り過ぎるだけのぼくに さよならできない
手をのばせばそこに届くのに
夜空に浮かぶ太陽
坂道で踊る君に あこがれるものは
夜の夢 昼のピエロ ぼくのいる河原
ひとりきりで泣きながら たたずんでいたね
でもぼくには なにもできない
赤く凍り付いた場所に ぼくは行かなきゃならない
この見えない気持ち わかるかな?
夜空を照らす太陽
さみしくて歌う君の 大切なものは
夜9時に騒ぐマジシャン 冒険者の香り
暗い河原歩いてる 君のあしもとは
ふと気づくと 少し明るい
ひとりきりで泣きながら たたずんでいたね
さあおいでよ 一緒に行こう
海も急に赤く染まる世界 まぶしさの後で
その小さな手を振りほほえむ 君がくれた勇気
遠いあの空を見てごらん まぶしくはないさ
その瞳の奥で感じてよ 君だけの光を
満月の見えた朝に
枯れない花
(詞・曲:邦仁&斉弥)
雨はまだ僕を急かすように降り止まない
退屈な日々がずっと続くから一人でいられる
先(さっき)まで枯れてた花がまた開き出した
消えない景色が焦がれる明日を思い起こした
凍てる指先のように胸を締め付けるから
まだ ここにあるから・・・
僕にはもう唄うしかない ありのままが届くように
絶えることのない確かを
いつか信じられるはずだって
いつも君だけを唄ってるんだよ
いつまでも枯れることはなく
譲れない思いが溢れていくよ
ねえ 君に届いているかい
誰の為 何の為にぼくは身を憔(やつ)していく
それでもいろんなもの手繰り寄せて
空見て雲を掴んだ
見えない物探すようにこぼれる隙間見てた
まだ色褪せることは無く背をつきぬけていく
今 ここにあるから・・・
僕にはもう唄うしかない ありのままが届くように
扉開けたその先がいつか信じられるはずだって
いつも君だけを唄ってるんだよ
いつまでも枯れることはなく
とめどなく溢れるメロディーにのせて
この声が伝わるように
これ以上ないって言えるから
君にもきっと花が咲く