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ライラックの丘より

詞:金子大輔 曲:邦仁&斉弥

鐘の音響くこの場所に 二人は立っていた
濡れた景色の中で彩られる甘い香り

僕らは少し遠くから ここまでやってきた
真新しい二人は 手をつないで 息弾ませて

おめでとう おめでとう しっかりやれよ
楽しいことに胸躍らせ歩き出して

おめでとう おめでとう 見守ってるよ
本当に良かったと思ってるんだ
ライラック咲く丘より愛を込めて


メノウ

詞・曲:金子哲也

遙かに遠く続く 僕の光は
暗闇と陰に 遮られていくものと

かすかに揺れ動く 僕の鼓動は
運命(さだめ)といまから ときはなたれるものと

真実の大地と 創造の海に
迷いながら 差し込む
ときめいた 想い だから

光のままに 飛べ
映る海の色を知り
いつかきっとどこかで
輝きそまる

静かに温めた 君の祈りは
周りと僕に 阻まれていくものと

気持ちなしの世界と 思え深く宇宙
苦しいからこそ伝わるさ
君の想いだから

祈りのままに 走れ
周りと君のかけひき
そしてずっとこれから
叶い始める


悠久の花

詞:金子大輔 曲:邦仁&斉弥

広くもない部屋に一人でいて 薄緋(うすあけ)の夕暮れ見つめている
住み慣れた大地は今はもう無く 蕩々(とうとう)たる大河を下っていく

とりあえず身近な人の流れ 考えもしないで身を委ねる
行く先にあるべき小さな月 急に見えてみたり 見えなかったり

気づかないほどの無数の道を歩いてきた
季節は流れて たどり着いた 光の中のその場所

ただ総ての必然をかき分け あてなく彷徨(さまよ)って こうしている
見つけるべきものさえも忘れて 空見上げる

海の中にいて 陸(おか)に上がり 空を翔る
あまたの流れは その総てが一度限りの輝き

ただできることといえば一つで 正しいかどうかなんてどうでもいい
捨てゆくべきものさえも抱えて 羽根広げる

遙かな歴史の中に生まれて ずっとふれていたい そう思うから
星降る夜に優しく咲く花 色あせない


桔梗

詞・曲:邦仁&斉弥

遠ざかるあの夢の続き今はもう 見失ったまま
あなたには見透かされたままの嘘は 胸を刺してた

繰り返しを憂いながら 身を焦がした昨日でさえ
あなたはこうして優しく 微笑むの

いつからか求めだしてた 戸惑い揺れる心癒される場所
今ならば届くでしょうね 
あなたの寂しげな青の奥深く 素顔に射し込む光

振り返る度に思い出されるものは 儚いもので
あの傷を隠せるだけの傘ならそう 棄ててしまおう

誰の声も聞こえなくて 凍えてても明日にはもう
あなたはこうして可憐に咲かせるの

きらめいた日々を想って 一人きりを振り払えるように
いつまででも
今ならば届くでしょうね 
あなたの飾らない青の奥にある 包み込んでいく光


名古屋の4ピースポップロックバンド